中学2年生で26cmの身長アップ。中学生は身長を大きく伸ばせる!

先日、寺田心さんが中学生の間に40cmも身長が伸びたという話を聞いて記事を書きました。

そのニュースコメントを見ていたのですが、一般の方で中学2年生で26cm伸びたという人もいるようです。

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私も中学校2年に上がって直ぐの健康診断で140センチ翌年の健康診断で166cmで1年で26cm伸びました。
その時は肘や膝の関節の痛みと胸骨と肋骨がとても痛くなった思い出が…
特に胸骨と肋骨は大きくなるというか拡がる感覚がありとてもツラかったです。
あと、ほぼ毎日寝起きにふくらはぎが攣って目覚めていました。

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たった1年間でこれだけ伸びるのですから本当に凄い話ですよね。今身長が低くて困っているとしても、実はまだまだ伸びるポテンシャルがあるという人もたくさんいるのでしょう。

この時期に健康に伸びやすい生活を送っていれば伸ばすチャンスはたくさんあるのです。


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中学生は身長が伸びやすい時期

中学生の頃は、身長が伸びるスピードが速くなる時期です。特に男子は、この時期に大きく身長が伸びることが多いようです。それは思春期特有のホルモンバランスの変化と、骨の成長が関係しているからなのです。
 

思春期のホルモンバランスの変化が身長を伸ばす


思春期に入ると、からだの中でホルモンバランスに大きな変化が起こります。特に成長ホルモンの分泌量が増えることで、身長が伸びやすくなるのです。

成長ホルモンは、骨や軟骨の成長を促進する働きがあります。思春期のはじめは、骨端軟骨が活発に分裂して骨が伸びていきます。また、軟骨が骨に変わっていく骨化作用も盛んに行われます。
成長ホルモンの分泌は、夜眠っている間に最も活発になります。だから、夜更かしをせずに十分な睡眠をとることが、身長を伸ばすためにはとても大切なのです。

また、からだがリラックスしている状態の方が、成長ホルモンの分泌量が増えると言われています。ストレスを溜めすぎないことも身長アップのポイントと言えるでしょう。

このように、思春期のホルモンバランスの変化が、中学生の身長を大きく伸ばすのです。でも、ホルモンの分泌には個人差があるので、あまり周りと比べすぎないことも大切です。

 

骨端線が閉じるまでは身長が伸び続ける


骨の成長は、骨端線という部分で行われています。骨端線は、骨の端にある軟骨の部分のことを指します。骨端線が骨に変わっていくことで、骨が伸びていくのです。

骨端線が完全に骨に変わり、骨としての形ができあがることを「骨端線が閉じる」と言います。この骨端線が閉じるまでは、骨の伸びは続くのです。

骨端線が閉じる時期には個人差がありますが、おおむね女子では15~17歳ごろ、男子では17~19歳ごろと言われています。骨端線が閉じるまでが身長を伸ばすチャンスなのです。

ただし、骨端線が閉じる時期は遺伝的な要因も大きいので、親族の身長を参考にするのも良いでしょう。また、極端なダイエットや運動不足、栄養の偏りなどは、骨の成長を妨げることがあるので注意が必要です。

骨端線が閉じるまでの期間を有効に使って、健康的な生活習慣を身につけることが、身長を伸ばすためには大切なポイントですね。
 

身長を伸ばすための生活習慣

身長を伸ばすためには、日頃の生活習慣がとても大切です。バランスの取れた食事を心がけることはもちろん、適度な運動をして体を動かすこと、夜はぐっすりと眠ることなどが身長アップのポイントになります。ストレスをためすぎないように気をつけることも大切です。
 

バランスの取れた食事を心がける


身長の伸びに欠かせない栄養素がたくさんあります。
まず、カルシウムは骨を丈夫にする重要なミネラル。牛乳や乳製品、小魚、大豆製品などに多く含まれています。

また、ビタミンDはカルシウムの吸収を助ける働きがあります。魚やきのこ類に多く含まれているほか、日光を浴びることでも体内で作られます。

たんぱく質は、骨や筋肉、内臓などのからだの組織をつくる材料になります。肉や魚、卵、大豆製品などから摂取しましょう。

そのほか、ビタミンやミネラルを豊富に含む野菜や果物、豆類なども積極的に取り入れることが大切です。

インスタント食品や加工食品、ジャンクフードは控えめにして、できるだけ自然の食材を使った手作りの食事を心がけましょう。

また、朝食をしっかり食べることも身長アップには欠かせません。体温が上がり、代謝が活発になるので、からだが目覚めて1日の活動がスムーズにスタートできるのです。

一汁三菜を基本に、主食・主菜・副菜のそろった食事を規則正しくとることを習慣づけましょう。偏食は禁物ですよ。
 

適度な運動・良質な睡眠をとること


運動することは、身長を伸ばすためにとても大切です。
ランニングやサイクリング、水泳など、全身を使う有酸素運動がおすすめ。骨に適度な刺激を与えることで、丈夫な骨づくりにつながります。

また、ストレッチをして体を伸ばすことも効果的。体が柔らかくなるだけでなく、骨の成長を促すことができます。

ただし、やりすぎは逆効果なので注意しましょう。激しい運動は骨の成長を阻害することがあるので、長時間の運動は控えめに。1日30分から1時間程度が適度だと言われています。

運動だけでなく、睡眠も身長アップには欠かせません。
からだが休まっている間に、成長ホルモンの分泌が最も活発になります。ぐっすりと眠ることで、骨の成長が促されるのです。

夜遅くまで起きていたり、スマホをいじったりして寝不足になると、十分な成長ホルモンが分泌されません。学校がある日は、遅くとも夜10時ごろには寝るのがおすすめ。朝は自然に目覚められる時間に起きることが大切です。

休日も、あまり夜更かしをしすぎないように気をつけましょう。睡眠リズムを整えることが、身長を伸ばすための生活習慣の基本なのです。
 

ストレスをためないようにする


身長の伸びを妨げる原因の一つが、ストレスです。
勉強や人間関係のこと、受験のことなど、中学生にはストレスになることがたくさんありますよね。ストレスを感じるとからだが緊張して、成長ホルモンの分泌が抑えられてしまうのです。

適度なストレスは心身の成長には必要ですが、強いストレスが長く続くと、身長の伸びにブレーキがかかることがあります。

ストレスをためないためには、趣味の時間をもつことが大切。スポーツや音楽、読書など、好きなことをして過ごす時間を作りましょう。からだを動かしてリフレッシュするのも効果的ですよ。

人に話を聞いてもらうのもおすすめの方法です。友だちや家族、先生など信頼できる人に、悩みを打ち明けてみることで気持ちが楽になるはず。

一人で抱え込まず、誰かに相談する勇気を持つことも大切なことですね。
また、チョコレートなどの甘いものを食べることで、ストレスを和らげる効果が期待できます。からだにいいとは言えませんが、たまにご褒美として食べるのもアリかもしれません。

自分なりのストレス解消法を見つけて、心に余裕をもつことが身長アップにつながります。頑張りすぎは禁物。自分のペースでがんばることが何より大切ですよ。

身長が伸びる時のからだの変化

身長が伸びる時期は、からだに様々な変化が現れます。関節や骨の痛みを感じたり、ふくらはぎがつったりすることがあるのです。また、手足が急に長くなって体型が一時的に崩れてしまうこともあります。これらは身長が伸びるときの、ごく自然な変化だと言えますね。
 

関節や骨の痛みを感じることがある


身長が伸びる時期に関節や骨の痛みを感じることがあります。特に膝や足首、肘などの関節に痛みを感じやすいようです。

これは成長痛と呼ばれる痛みで、骨が急激に伸びることによって起こります。骨が伸びる速度に比べて、筋肉や腱の伸びが追いついていないために痛みが生じるのです。

成長痛は10代の子どもに多く見られますが、個人差が大きいのが特徴。痛みの程度も人それぞれで、激しい痛みを感じる子どももいれば、ほとんど痛みを感じない子どももいます。

痛みは数日から長くて2週間ほど続くことがありますが、特別な治療は必要ありません。痛みを和らげるには、痛む部分を温めたり、マッサージしたりするのが効果的です。
安静にしていれば自然に治まるので、心配しすぎる必要はありませんが、痛みが長く続いたり、腫れや熱を伴ったりする場合は、整形外科を受診することをおすすめします。

また、痛みのために運動を避けすぎるのは逆効果。適度な運動は関節の柔軟性を高めて、痛みを和らげる働きがあります。

無理のない範囲で体を動かすことが大切ですね。
成長痛は身長が伸びている証拠。我慢しすぎずに、周りの人に伝えることも必要です。痛みに耐えながら、少しずつ成長していく過程を大切にしたいですね。
 

 ふくらはぎがつることがある


身長が伸びる時期になると、ふくらはぎがつりやすくなることがあります。特に夜中や朝方に起こりやすいようです。

ふくらはぎがつるのは、筋肉が急激に収縮することで起こります。寝ている間は筋肉が弛緩した状態になるため、急に筋肉が収縮するとつりが生じやすいのです。

成長期は骨の伸びに筋肉がついていけないことが原因の一つと考えられています。また、カルシウム不足やマグネシウム不足、脱水症状なども関係しているようです。

ふくらはぎがつったときは、痛んだ部分をゆっくりと伸ばしてあげることが大切。つった部分を押さえながら、足の甲の方に向かって伸ばすのが効果的な方法です。

また、予防としては、ストレッチをする習慣をつけることがおすすめ。ふくらはぎを伸ばすストレッチを就寝前に行うことで、つりを防ぐことができます。
カルシウムやマグネシウムを多く含む食品を積極的に取り入れたり、水分を十分にとったりすることも大切。規則正しい生活習慣を心がけることが、つりの予防につながります。

急な痛みに驚いてしまうかもしれませんが、ふくらはぎのつりは成長期ならではの変化の一つ。しっかりと対処しながら、身長が伸びるこの時期を乗り越えていきましょう。
 

体型が一時的に崩れることがある


身長が伸びる時期は、体型が一時的に崩れることがあります。手足が急に長くなって、ガングリした印象になったり、姿勢が悪くなったりすることも。

これは、骨の成長に筋肉の発達が追いついていないためです。骨が伸びるスピードが速いと、筋肉がついていくのに時間がかかるのです。

また、骨盤や背骨も大きく成長するため、姿勢が変わることもあります。猫背になったり、足の形が変わったりすることも珍しくありません。

一時的とはいえ、急に体型が変わるのは戸惑うこともあるかもしれません。周りの目が気になって、外出するのが嫌になってしまう子どももいるようです。

しかし、体型の変化は誰にでも起こること。この時期を乗り越えれば、また違った体型に変化していくはずです。

大切なのは、バランスの取れた食事と適度な運動を心がけること。筋肉をしっかりとつけることで、体のラインが整っていきます。

姿勢を意識することも大切ですね。背筋を伸ばし、お腹に力を入れる習慣をつけることで、体型の崩れを防ぐことができます。

また、この時期は、サイズの合う服を選ぶのが難しいかもしれません。背が高くなって、お気に入りの服が着られなくなったりすることも。

だからと言って、だぼだぼの服を着るのはおすすめできません。サイズ選びに悩んだら、ぜひ周りの大人に相談してみてくださいね。

体型の変化は、身長が伸びている証拠。一時的なことだと捉えて、前向きに過ごすことが何より大切。自分らしく成長していく過程を楽しみましょう。
 

まとめ

中学生の頃は、身長が大きく伸びる時期。中には、1年で26cmも身長が伸びた人もいるそうです。この時期の成長は本当に目覚ましいものがありますね。

でも、急激に身長が伸びるのと同時に、様々な身体の変化が起こります。関節や骨の痛み、ふくらはぎのつり、体型の変化など、戸惑うこともたくさんあるはず。

特に、肘や膝の関節の痛み、胸骨や肋骨が大きくなる痛みは、かなりつらいものだったようです。毎日のようにふくらはぎがつるのも、なかなか大変だったことでしょう。

でも、これらの変化は、身長が伸びている証拠。痛みやつりを我慢しながらも、身長が伸びるこの時期を乗り越えた先には、きっと新しい自分が待っているはずです。

今は身長が伸びなくて悩んでいるという人も、まだまだ伸びる可能性はたくさんあります。大切なのは、この時期をどう過ごすかということ。
バランスの取れた食事と適度な運動、十分な睡眠を心がけることが、身長を伸ばすためには欠かせません。好き嫌いをせずに、いろいろな食材を取り入れること。運動は無理のない範囲で続けること。夜更かしは禁物ですよ。

ストレスをためすぎないのも大切なポイント。勉強も遊びも、メリハリをつけることが何より大切。頑張りすぎは禁物です。

身長が伸びるこの時期は、人生の中でもとてもスペシャルな時期。二度と戻らない大切な時間を、存分に楽しんでくださいね。

つらいこともあるかもしれませんが、その経験すべてが、あなたを大人へと導いてくれるはず。今を大切にしながら、ゆっくりと自分らしく成長していきましょう。


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