もともとは「発酵料理なんてめんどくさそうだし、地味な食べ物」って思ってました。でも発酵食品って、醤油、味噌、酢、みりん、日本酒、納豆、ぬか漬けなと、日本の食卓には欠かせないもの。一度自分で作ってみよかなって思ったものの、いきなり味噌、納豆はハードルが高い(笑)。そこで最初は麹を使った塩こうじや醤油麹から作ってみました。材料を混ぜるだけなので簡単!って思ってましたが、やったことがなかったので「本当にこのまま待っていれば完成するのか?」。発酵食品は完成までに時間がかかるので、このちょっと不安で待つ時間とできあがりを待つ楽しみはなんとも言えない時間です。
発酵食品の簡単な作り方を覚えてからは、「調味料を発酵調味料に置き換える」「食材を麹につけこんでおく」など、ほんの少しの手間でも今までの食事とは段違いに美味しくて、時間をかけず、簡単に食事を作ることができるようになります。発酵食品はもとは保存食なのでストックが簡単。だから一見すごく時間のかかりそうな料理も、冷蔵庫からササっと取り出して簡単に作れてしまいます。 発酵を食生活に取り入れてからというもの、おいしい料理を作るのに時間がかからなくなったことで、生活もカラダも驚くほどに変わりました。 今では、発酵なしでは食生活が出来ない状態です(笑)