介護福祉士試験を一発合格した僕の勉強方法

テキストは読まない!

 実務者研修を受講するときにはテキストは使いますが、介護福祉士試験合格に向けては読み込む必要はありません。
むしろ読み込むのは試験合格後と割り切る、日々の業務の中でふと確認したくなった時にテキストを開く程度で十分です。

過去問をひたすら解く

 試験に合格するには、問題を読み慣れるしかありません。また、傾向と対策を練る必要があります。
 介護福祉士試験の出題総数は125問です。総試験時間は220分です。1問あたりにかけれる時間平均は約1分40秒です。正確的には105,6秒以内に解かないと125問を解ききれません。ですから先ずは、問題を読み慣れる必要があります。理想は瞬間的に、遅くても10秒以内に問題を読みるよう慣れることが肝要です。

全問正解はしないと諦める

得意科目、なかなか頭に入ってこない科目や項目があります。試験勉強の時間があってもなくても、苦手な科目は後回しにして

介護福祉士試を戦略的に考える

125問中、50問は間違えたって大丈夫!

 125問中75問正解すれば合格圏内に届きます。逆をいえば約50問間違えることができます。
 総得点計算式/75÷125×100=60%

 得手不得手科目があるのが当たり前です。例えば「社会の理解」の科目は社会保障制度、憲法、介護保険法、障害者総合支援法などの法律に関する問題がでます。今の段階でケアマネ試験合格をも視野に入れて勉強しているのであればその情熱に敬意をあらわします。またその分野が好きであったり得意であったり、試験勉強の時間に余裕があるのならば、習熟度を高めるのも是ですが、「何かその言葉きいたことある」程度に頭に入っている理解度で十分です。

 

筆記試験内容

  1. 出題形式:五肢択一を基本とする多肢選択形式
  2. 出題数125問
    ※午前68問
     午後57問
  3. 総試験時間:220分
    ※午前、午後共に110分
  4. 試験11科目
    [1]  人間の尊厳と自立、介護の基本
    [2] 人間関係とコミュニケーション、コミュニケーション技術
    [3] 社会の理解
    [4] 生活支援技術
    [5] 介護過程
    [6] こころとからだのしくみ
    [7] 発達と老化の理解
    [8] 認知症の理解
    [9] 障害の理解
    [10] 医療的ケア
    [11]  総合問題
    (注意)  配点は、1問1点の125点満点である。

     

筆記試験の合格基準は2つの条件

  1. ア 問題の総得点の60%程度を基準として、問題の難易度で補正した点数以上の得点の者。
  2. イ アを満たした者のうち、以下の試験科目11科目群すべてにおいて得点があった者。