「浪人生の母・応援団長&サポートコーチ」の慧子です。
日の入りがぐっと早くなりました!
北海道では少しずつ木々も色づいてきましたよ。
%%mei%%さんもお子さんも、気候の変化に体調を崩してはいませんか?
コロナ禍で模試の回数が少ない上に
大学入学共通テストの初年度となる今年の受験。
10月になると、少しずつ不安や焦りが出てくるかもしれませんね。
9月27日の朝日新聞「EduA」によると、
2015〜2018年度は就職状況がよく
文系の人気が高い傾向がありましたが、
今年度は安全志向が強まり私大文系の志願者が減。
来年度は入試制度の変更に加え
景気後退の傾向が明らかなため
文系志願者はさらに減ると予測されているようです。
また、留学が難しくなったことで
これまで人気だった国際系の学部も
留学必須のところは志願者が減りそうです。
一方で増えてきたのが理・工学部系。
ICT(情報通信技術)系、AI(人工知能)系の分野が人気のようです。
・・・これは世の中の流れからして
十分に想像できますね。
コロナウイルスの流行長期化から
いわゆる「都会」の大学を避け
地方の大学を目指す動きも見られるとか。
今年の新入生が、一度もキャンパスに入れず
友達もできないままオンラインだけで
大学生活を半年間過ごした、という話を聞くと
「無理して都会に行かなくても・・・」と
考える受験生が増えるのもうなずけます。
また、地方の大学は その土地の産業や文化と
結びついた特色ある教育をしていたり
学生が地域に出て行って学べるシステムを持っていたり。
改めて目を向ける価値は十分にありますよね。
今年の入試は不確定要素だらけで先が読めず
大変なのは間違いないです。
しかし、浪人生にとっては追い風かもしれません。
休校で学校により進度に差の出た高3生に比べ、
浪人生は、すでに高校3年間の学習範囲を一通り終えています。
オンラインの時期もあったとはいえ、
予備校で基礎を固めてもいる。
そして何よりも、昨年の経験があります。
不確実、不安定な状況であるほど
「経験」が助けになるでしょう。
緊張を強いられる受験の場面で、
一度経験しているということは強みです!
どうなるかわからない、先が見えない
これは全ての受験生が同じ条件です。
4月から今まで、できることはしてきたはず。
いたずらに不安になるより、ここまで
積み重ねてきたことに目を向けて
「大変なのにこんなに頑張ってきたよね」
と声をかけてあげてください。
目の前のことを1つずつクリアして
さらに力を蓄えていけるよう、
応援もがんばっていきましょう!
☆ 今日のポイント
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* 来年の入試は理系、地方が人気
* 不確実だからこそ浪人生に分がある
* 不安より「やってきたこと」に目を
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