脇汗で悩む人はどのような対策をすればいいの?

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脇汗で悩む人はどのような対策をしていけばいいのでしょうか?いろいろなアイテムがありますが、やはり一番効果が高いものは制汗剤でしょう。
わきがに悩んでいる人は臭いを気にしてスプレータイプのものを使いますし、デオドラントクリームも使う人が多いです。

しかし、これらの商品はあくまでも一時的なものですから根本的な解決にはなりません。

ではどうすればいいのか?それは手術しかないのです。
腋臭症(えきしゅうしょう)とは皮膚に存在するアポクリン腺という汗を出す器官から出る汗が原因で起こる症状のことを言います。
つまり、このアポクリン腺を除去することで完全に治療できるわけですね。
ただし、腋臭症の手術はかなり大掛かりなものになります。
まず、腋窩多汗症の場合だと腋毛をすべて剃り落す必要があります。そして切開法と呼ばれる方法で皮膚を切り開いていき、その部分に縫い合わせることになります。

腋毛があるとそこに汗が流れてしまうため、どうしても細菌やウィルスが繁殖しやすくなってしまうんですね。なのでそれをすべて取り除く必要があるわけです。

また、ワキガの場合はさらに高度な技術が必要になってきます。
こちらは皮膚だけではなくて体の内部にまでメスを入れることになるのでリスクが非常に大きいのです。そのため、現在では保険の適用外となっています。
もし手術を行うのであれば、信頼できるクリニックを探すようにしてください。
そこでしか行えないような手術方法もあるようです。
手術にもさまざまな種類があり、どの方法が適しているかは医師に相談してみましょう。



 

手術の方法


・剪除法 腋の下の皮下組織に小さな穴を開けてそこから細菌が入り込むのを防ぐというものです。
皮膚を切るだけなので比較的簡単な手術となりますが、傷跡が残ることはもちろんのこと、場合によっては感染症にかかることもあります。
術後は二週間ほど入院する必要があり、その間は入浴も禁止されてしまいます。

・吸引法 これは皮下組織の汗腺だけを吸い取るものです。
これなら傷口はほとんど残らず、日常生活に支障が出ることはありません。
ただ、これも皮膚の一部を切除することになるのでやはり多少のリスクは伴ってしまいます。

・電気凝固法 こちらはレーザーを使ってアポクリン腺を焼くという治療法です。
汗腺そのものを取り除くわけではないので傷口はほぼ残りませんし、再発の可能性もほとんどないと言われています。ただ、火傷を負う可能性があるので、あまりお勧めできません。

このように、手術方法はいくつかあるので、どれを選ぶかは自分の生活スタイルに合わせて決めるといいでしょう。
手術以外の方法として、制汗剤を使ったり、デオドラントクリームを使用したりするやり方もあります。

制汗剤について


制汗剤については市販のものでも十分効果を発揮してくれると思いますよ。
また、デオドラントクリームに関しては塗り直す手間があるので、仕事などで忙しい方は使いにくいかもしれませんね。

私はどちらも使っていましたが、制汗剤の方が手軽だったかなと思っています。
腋臭症の治療費は高額になる場合が多いですが、手術をするかどうかの判断はしっかりと行ってくださいね。
わきがに悩んでいる方の中には体臭外来に行きたいと思っている人もいるはずです。
体臭外来というのは文字通り、体臭について専門的に診る診療科になります。
病院によっては専門の先生がいるところもあれば、カウンセラーとして話を聞いてくれるだけのところもあるそうです。
しかし、体臭外来は基本的に予約が必要なことが多いです。また、初診料の他に診察代がかかる場合もあるそうなので注意しておきましょう。
また、カウンセリングの際にいろいろ質問されることもあるそうなので、あらかじめ自分の抱えている悩みなどをまとめておくことも重要だと思われます。
体臭外来に行く前に、病院でどのようなことを聞かれるか予想しておくと安心ですね! では、体臭外来に行ったときに何をチェックされているのか?それは次のような項目です。

1、自覚症状
2、他人から指摘されていること 
3、生活環境 

その他気になること まず1つ目ですが、これは簡単ですよね。自分がどんな臭いを放っているかということについてです。
これがわからないと改善しようがないですからね。
また、この1つ目の項目に関してですが、自分では気が付きづらいこともあると思うんですよね。特に汗をかきやすい夏なんかは特に……。
なので、夏場になると頻繁にシャワーを浴びたくなるんですが、それが逆効果になってしまう可能性もあります。

汗を流すことによって臭い成分を洗い流してしまうことになるかもしれないですし、逆に体を冷やすことによって余計に汗が出やすくなってしまうということもあり得るんですね。
なので、冬場であっても一日一回は汗を流した方がいいとされています。

2つ目は、他人からの指摘ということですね。
これは、主に家族や友人などから指摘された場合に記入するよう言われます。
また、職場の上司や同僚、恋人や配偶者といった人に言われた場合も忘れずに書いておいてくださいね。
自分一人だけで悩んでいても解決できない問題ですからね。第三者の意見を聞くというのも大切です。
ちなみに、腋臭症の場合は他人の意見を聞き入れられないことがほとんどです。
なので、その場合は一人で悶々と悩むことになりますね。