真言宗醍醐派
教学研修会

理性院流と太元帥法について

8月23日 (火曜・友引)開催!
京都市伏見区醍醐東大路町22
会場に来て受講
もしくは
Zoomで受講

ご興味のある方は、
ぜひご参加ください!

教学研修会ご案内

 総本山醍醐寺では今秋10月、平安時代より御修法として厳修されてきた「太元帥法」を、三宝院・弥勒堂で厳修いたします。
 それに伴いまして、あらためて太元帥法について学ぶ機会をというご要望がございました。そこで、去る3月9日に開催された教学研修会において、その太元帥法の概要などについて、醍醐派宗務総長、醍醐寺塔頭理性院住職、壁瀬宥雅僧正に講壇に上がっていただきました。また、中世史をご専門とし、醍醐寺において長期に亘って古文書調査を続けてこられた、醍醐寺文化財研究所研究員・日本女子大学教授の藤井雅子先生を講師に迎え、三宝院流創始以来の法流の相承や分派についてご講義を賜りました。
 
今回の研修会は「理性院流と太元帥法」をテーマとして、前回に引き続き藤井雅子先生に講壇に上がっていただき、「理性院流」についてご講義賜ります。特に「太元帥法」については、醍醐寺文化財研究所研究員・日本女子大学名誉教授の永村眞先生をお迎えし、ご講義賜わることとなりました。前回よりもより見識を深めていただくための研修会となっております。
 
諸事ご多忙のことと拝察いたしますが、皆様万障お繰り合わせのうえ、是非ご参加くださいますようご案内申し上げます。

参  加  費

会場に来て受講の方 ➢ 2,000円
Zoomで受講の方   ➢ 3,000円

※一部のみ受講される方も全て受講される方も一律の参加費をいただきます。
※9月30日までに醍醐派宗務本庁のゆうちょ振替口座へお振り込みください。

参 加 資 格

特に問いません 
※但し、真言宗醍醐派僧侶・修験道教師を優先します。

参 加 定 数

醍醐寺ご来山のうえ参加の方の定員25名
Zoomでの参加者の方の定員100名

参 加 方 法

下記の①もしくは②の方法でお申し込みください。
①参加申込書をダウンロードして必要事項をご記入のうえ、FAXもしくは郵送にて真言宗醍醐派宗務本庁宛にご送信またはご送付ください。
②参加申込フォームから必要事項を入力のうえ、送信してください。

申 込 締 切

令和4年8月19日(金曜日)
受講前に必ず確認してください
どなた様も参加できます!

Zoomでの参加可能

真言宗醍醐派に所属でない方もOK

僧侶でない(在家の)方もOK

当日の研修会内容

午前の部

10:40~ 理性院流の相承と史料
理性院流は平安院政期の賢覚法眼から創始された法流であり、その後、醍醐三流の一つとして相承されてきました。理性院流の相承を担った僧侶やその修学活動、醍醐寺の組織における立場などを『醍醐寺文書聖教』から明らかにしたいと思います。
 

午後の部

13:30~ 第1部 太元帥法の創始とその勤修
日本の密教寺院は、古代から今日まで、天皇を護持する「鎮護国家」の法会勤修を重要な役割としてきました。弘法大師が創始した後七日御修法と並び代表的な玉躰安穏の法会である太元帥法について、常暁による法会の創始と次第、太元阿闍梨を相承した醍醐寺理性院による勤修の足跡をたどることにします。
 
15:15~ 第2部 江戸時代における太元帥法の継修
承和七年(840)に創始された太元帥法は、戦国時代の戦乱期には規模を「小法」(護摩法)に縮小しながらも継修され、慶長5年(1600)に至り当初の「大法」が再興されました。今秋に勤修される予定の太元帥法は、貞享5年(1688)の次第と荘厳に基づき勤修されるとのことですが、江戸時代における修法の有様に目を向けることにします。 
お勧めポイント
永村眞先生は約2年ほど前にも種智院大学で「太元帥法」のご講義をされておられますが、今回は新しい研究資料を加えての講義となりますので、種智院大学で既に聴講された方も今一度受講をお勧めいたします。

午前の部 講師紹介

日本女子大学 文学部史学科 教授
醍醐寺文化財研究所研究員

 
藤井 雅子 - フジイ マサコ 
平成8年~26年まで醍醐寺霊宝館学芸員として、『醍醐寺文書聖教』の国宝指定のための史料調査や目録編集を行う。中世醍醐寺における僧侶の修学活動や、寺院史料調査の経験を生かした文書料紙の研究を行っている。著書に『中世醍醐寺と真言密教』(勉誠出版、2008年)、論文に「中世醍醐寺における他寺僧の受容」(『日本女子大学文学部紀要』66、2016年)、「史料紹介「醍醐寺所蔵「理性院流代々付法状案」について」(『史艸』62、2021年)などがある。

午後の部 講師紹介

日本女子大学 名誉教授
醍醐寺文化財研究所研究員
東大寺学術顧問

 
永村 眞 - ナガムラ マコト
醍醐寺・東大寺・根来寺等における寺院史料(特に「聖教」)の調査を通して、史料論と組織論を基礎に、寺内における仏法の具体的な相承について研究を進める。醍醐寺では、昭和55年(1980)に調査に関わり、現在も目録編集や史料修理を続ける。著書に『中世東大寺の組織と経営』、『中世寺院史料論』、『中世醍醐寺の仏法の院家』、編著に『醍醐寺の歴史と文化財』等がある。

研修会の進行時間割

  9:30~
10:00~

ご来山受講者 受付

Zoom受講者 入室受付

10:30~10:40

開会のあいさつ

10:40~12:10

午前の部 講題「理性院流の相承と史料」

12:10~13:30
13:00~

休憩

Zoom受講者 再入室受付

13:30~15:00

午後の部 第1部 講題「太元帥法の創始とその勤修」

15:00~15:15

休憩

15:15~16:45

午後の部 第2部 講題「江戸時代における太元帥法の継修」

16:45~16:50

閉会のあいさつ

※時間が多少変動することがございます

真言宗醍醐派
教学研修会

理性院流と太元帥法について

8月23日(火曜・友引)開催!
京都市伏見区醍醐東大路町22

 

醍醐寺三宝院内 研修棟(寺務所併設)

アクセス

研修会会場:京都市伏見区醍醐東大路町22
醍醐寺三宝院 研修棟(寺務所併設)
駐車場は南側有料駐車場(醍醐小学校の隣)と北側駐車場(関係者駐車場・三宝院の隣)があります。どちらをご利用になられても構いませんが、北側駐車場が研修会場に近いです。

参加費のお振り込み先

振替用紙 記入見本
[ゆうちょ銀行]

振替口座 : 01050-9-15005

加入者名 : 真言宗醍醐派宗務本庁
※通信欄に「教学研修会費」と明記してください。
※9月30日までにお振り込みください。

※会場で受講される方は、当日に受付でお支払いいただくことも可能です。

真言宗醍醐派
教学研修会

理性院流と太元帥法について

8月23日(火曜・友引)開催!
京都市伏見区醍醐東大路町22

 

醍醐寺三宝院内 研修棟(寺務所併設)

お問い合わせ

[ 真 言 宗 醍 醐 派 宗 務 本 庁 ]
 
〒601-1325
 
京都市伏見区醍醐東大路町22
できるだけメールでお問い合わせください

Fax. 075-571-0101