私は、福祉用具のモニタリングをしていた時、沢山の方の電動カートの同行試乗に立ち会いました。
その時は、ハンドル式とひじ掛け式(ジョイスティク型)の2台をお持ちして、ご利用者の自宅周辺で試乗を行うのですが、最初は、ハンドルが無いひじ掛けの所で操作するタイプを選ばれる方が多いです。
しかし、
平坦な歩道を走行するときは問題が無いのですが、下り坂に差し掛かると多くの人は動かそうとしなくなります。
ひじ掛け式は、下り坂は、前のめりで転倒するのではないかと恐怖感に襲われるのです。
その時の恐怖感を口にされる方に、関係者は「そんれは、すぐ慣れるから大丈夫ですよ」と言います。
電動カートは、アクセルから手を離すと自動で止まるのですが、恐怖感に襲われている状態の人は、手を離すのではなく、逆に強く握って離さないことがあります。
多くの事故は、そのようなときに起こってしまうのです。
そのあとに、ハンドル式に乗り換えて試乗してもらうと、あれほど怖がっていた方が、坂道をゆっくりと下れるようになるのです。
MOBILE-Xplusは、利用者の心理状態で操作が出来なくなる危険性を把握して、アクセルレバーから手を離しても、レバーを強く握っても、ブレーキが自動で作動する、業界初のダブルアクション方式を取り入れています。
私たち人間は、自分の体の前に持ち手があると安心感が得られるのではないかと思っています。
介護業界では、あるある話ですが、自宅の前にスロープなどがあるときは、車いすを後ろ向きにしてスロープを下るということをします。
介助式車いすの場合はそれが出来るのですが、自走式の車いすや電動カートはそれが出来ないのです。
体の前にハンドルがある電動カートが安心感が得られるので、ハンドル式が選ばれるのです。
車いすに乗って買い物していると突然、「邪魔だ!どけっ」と怒鳴られたり、いかにも迷惑そうな態度をされることがあります。
まして通路の狭い店内を、車いすで入ろうものなら、冷たい視線を感じてしまう経験がある障害者の方は少なくはありません。
車いすや、シニアカーは歩行者扱いであることを知らない方が大半で、お店の中や電車の中に入ってくると邪魔者扱いされることが多々あります。
日本の狭い歩道を、すれ違いも出来ない横幅のあるシニアカーで走行するのは気が引けるとの思いから、歩道ではなく車道を走行し事故にあってしまうという悲惨な出来事があります。
狭い歩道を、子供を乗せた電動自転車、電動カートが走行するようになると、社会的な弱者である大型の幅の広い電動カートに乗っている高齢者が「邪魔だ!どけっ」と言われてしまい泣く泣く車道を走行して事故に合うという事が無いようにしなくてはならないと思います。
昨年は、コンビニの店内に大型のシニアカーをで乗り入れて、店内を曲がり切れず、レジに衝突し、通路にある品物をなぎ倒してしまった事故が話題になり、シニアカーの店内乗り入れを規制するお店も出てきました。
MOBILE-Xplusの電動カートは、新時代のモビリティーとして「動きやすさ」、「可動性」、「移動性」、「流動性」を追求した移動用の電動カートなのです。
何よりコンパクトでシンプルなフォルムが、乗っている人に溶け込んでいるので、「他の人の通行に邪魔になるのでは」と、気をつかう必要もなくなるのです。
そうしたことで、最先端の乗り物モビリティーカーとして試乗した方から絶大な信頼を得ているのです。
動画の中でもご確認いただけたと思いますが、日本の狭い歩道、狭いコンビニの通路、ごちゃごちゃした商店街、観光地でも、「他の人に気をつかう必要もなくなるほどスムーズに走行できた」と実感されています。
さらに、多くの方から好意的な声を掛けられ、まるで「有名人になった気分」と言われる方も多いです。
このカートが縁で、「新しく友達も出来た方」もいらっしゃいます。
【組立時】 長:850mm 幅:530mm 高:700~850mm
【収納時】 長:620mm 幅:430mm 高:280mm
約21kg
約6時間 / 14km(実走行:乗員75kgの場合)
【前進】1~6km/h(法定速度)
【後進】1~2km/h(法定速度)
13度 / 45mm
115kg
航空機グレードアルミ素材
リチウムイオンバッテリー
電磁ブレーキ(手を離しても強く握っても止まるダブルインカム方式)
180W
交K-20-3
※歩行者扱いの電動カートなので、歩道を通行可能。
電車、バス及び店舗内も通行できます
00971-000006
ホワイト、レッド、グリーン、シルバーの計4色